ワンピース✕道徳 山賊ヒグマ編 

ワンピース

自分の考えを広げたり深めたりする

内容項目・題材

小学校 B-⑪ 相互理解、寛容 

中学年:自分の考えや意見を相手に伝えるとともに,相手のことを理解し,自分と異なる意見も大切にすること。

高学年: 自分の考えや意見を相手に伝えるとともに,謙虚な心をもち,広い心で自分と異なる意見や立場を尊重すること

中学校 B-⑨ 相互理解、寛容

自分の考えや意見を相手に伝えるとともに,それぞれの個性や立場を尊重し,いろいろなものの見方や考え方があることを理解し,寛容の心をもって謙虚に他に学び,自らを高めていくこと。

「小学校学習指導要領」「中学校学習指導要領」(平成29年告示)文部科学省

題材:ヒグマは本当に”悪役”なのか?

ねらい

ヒグマの行動の背景を考え、多面的・多角的に捉えることで、自分の考えを深める力を育てる。

評価基準

• ヒグマの行動を一面的ではなく、多様な視点から捉えられているか

• 自分の意見を深めるための根拠を示せているか

めあて

ヒグマの行動を多面的に考え、自分の考えを深めよう

展開例

1. 導入(10分)

• ヒグマの酒場でのシーンを提示→発問①「ヒグマはなぜ怒ったのか?」

• まずは自由に意見を出させる。
(予想される反応:「プライドが傷ついたから」「もともと乱暴な性格だから」など)

2. 展開(25分)

• 発問②「ヒグマの立場で考えてみよう」 
次のような視点を与える。

  • 経済的な背景:山賊として生きるしかなかった?
  • 心理的な背景:実は自信がなかった?
  • 社会的な背景:「強さ」が求められる環境にいた?

これらをもとに、グループで「ヒグマの行動の理由」を話し合う。

3. まとめ(10分)

• 発問③「ヒグマを一言で表すと?」
(予想される反応:「弱さを隠した男」など)

まとめ

人の行動には背景があり、一面的に決めつけるのではなく、多様な視点で考えることが大切

振り返り

振り返りの視点

  • 自分の考えは最初と比べてどう変わったか?
  • 今後、他の人の行動を見るときに気をつけたいことは?

よりよい判断について考え、議論する

内容項目・題材

小学校 A-① 善悪の判断、自律、自由と責任

低学年:よいことと悪いこととの区別をし,よいと思うことを進んで行うこと。

中学年:正しいと判断したことは,自信をもって行うこと。

高学年:自由を大切にし,自律的に判断し,責任のある行動をすること。

中学校 A-① 自主、自律、自由と責任

自律の精神を重んじ,自主的に考え,判断し,誠実に実行してその結果に責任をもつこと。

「小学校学習指導要領」「中学校学習指導要領」(平成29年告示)文部科学省

題材:「ヒグマの行動は正しかったのか?」

ねらい

ヒグマの行動が正しかったのかを考え、道徳的な判断力を養う。

評価基準

• ヒグマの行動の良し悪しについて、自分なりの根拠を示しながら議論できたか

• 相手の意見を聞き、考えを深めることができたか

めあて

ヒグマの行動は正しかったのか、自分の考えを持とう

展開例

導入(10分)

• 「もしあなたがヒグマだったら?」という問いを投げかける。

• ルフィに絡んだり、シャンクスに怒ったりしたのは正しい行動だったのか、最初の意見を書かせる。

2. 展開(25分)

• ディベート活動:「ヒグマの行動は正しかった?間違っていた?」

• 肯定派:「ヒグマは自分の立場を守るために必要な行動をした」

• 否定派:「ヒグマは短絡的な判断で自らの破滅を招いた」

• グループごとに意見をまとめ、全体で議論する。

3. まとめ(10分)

• 「正しさとは何か?」について、意見を交流する。

• 「ヒグマは別の選択ができたか?」を考え、他の選択肢を考える。

まとめ

正しさは状況や立場によって変わる

自分とは異なる価値観も理解しながら、よりよい選択を考えることが大切。

振り返り

振り返りの視点

  • ヒグマは他にどんな選択ができたか?
  • 自分が似た状況にいたら、どんな判断をするか?

集団や社会の一員としての自覚をもつ

内容項目・題材

小学校 C-⑯ よりよい学校生活、集団生活の充実

低学年:先生を敬愛し,学校の人々に親しんで,学級や学校の生活を楽しくすること。

中学年:先生や学校の人々を敬愛し,みんなで協力し合って楽しい学級や学校をつくること

高学年:先生や学校の人々を敬愛し,みんなで協力し合ってよりよい学級や学校をつくるとともに,様々な集団の中での自分の役割を自覚して集団生活の充実に努めること。

中学校 C-⑮ よりよい学校生活、集団生活の充実

教師や学校の人々を敬愛し,学級や学校の一員としての自覚をもち,協力し合ってよりよい校風をつくるとともに,様々な集団の意義や集団の中での自分の役割と責任を自覚して集団生活の充実に努めること。

「小学校学習指導要領」「中学校学習指導要領」(平成29年告示)文部科学省

題材:「ヒグマはなぜ“仲間”を連れていたのか?」

ねらい

集団の中での立ち位置や役割について考え、社会の一員としての意識を持つ。

評価基準

• ヒグマの「仲間」に焦点を当て、集団の役割について考えられたか

• 自分自身の集団での役割について振り返ることができたか

めあて

集団の中での役割について考えよう

展開例

1. 導入(10分)

• 「ヒグマには仲間がいたけど、彼らはどうしてヒグマに従ったんだろう?」と問いかける。

2. 展開(25分)

• グループで「ヒグマの仲間の心理」を考える。

• 恐れて従っていた?

• 信頼していた?

• 仕方なくついていた?

• 「自分の所属するグループ(学校、部活、家庭など)」を例にして考え、各自の役割を振り返る。

3. まとめ(10分)

• 「自分は集団の中でどんな存在か?」をワークシートに書く。

まとめ

集団の中には様々な役割がある。

自分の立場や行動が、他の人に影響を与えることを考えることが大切。

振り返り

振り返りの視点

  • 自分のグループでの役割を考えたことはあるか?
  • よりよい集団づくりのために、自分にできることは?

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